聖音

私は、生まれてくる子が男か女かあえて医者に聞きませんでした。個人的にはずっと男がいいなと思っていました。
…ある時、でももし女の子だったらどうしよう、まさかそれはないだろう。私は、きっと主は息子を下さるとばかり思っていました。
そう祈っていました。しかし、生まれてくる何日か前に、女の子もいいなと思いはじめました。女の子を育てるのは、何となく自信がなかったのですが、とても和やかというか今までにない意外な幸せをもたらしてくれる、そんな思いが浮かぶようになりました。
私は一つの確信がありました。生まれてくる子供は、「私のもの」ではなく、主が預けてくださる、ということです。この子は、主のものであり、私ものではない(もちろん、責任を負わないとか、好い加減にするとかではなく)。
大切に育てよう!
この子に主の御旨がなされるように、貴い人生を歩めるように…。

私事ではありますが、私が名前を考えられるのは、何と嬉しかったことか。
聖書的にしようと思いました。…難しい。
シオン、にしようと思いました。
エルサレムのこと、霊的には天国のこと。
詩編の詩と、福音の音、にしようと。こう決めていました。
しかし、もう一度熟考する機会が与えられました。
名前を提出する何日かまえに、これだ!と思いました。
それで、決めました。

主に感謝します。